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歴女のスイーツコンシェルジュが歴史的観点から今流行るスイーツの傾向を真剣に考察してみた④

③の続き…

個人的に、古典回帰で現代と調和するようアレンジしたら流行るのではないか?てゆーか流行らせたい!と思うスイーツを3つ紹介します。

<パリ・ブレスト>

リングシューの間にクリームを挟んだシュー菓子。

たっぷりのクリームやフルーツを入れてアレンジすれば見た目も映える❤

 

<シャルロット>

サクサクのビスキュイ生地にムースやヴァバロワ生地を流しいれ冷やし固めたケーキで、いちごや洋ナシ、ベリーなどフルーツも沢山使われるスイーツ。

 

イートン・メス>

メレンゲ、生クリーム、フルーツを混ぜて食べるスイーツ。

口当たりはもちろん、いろんなアレンジや提供方法ができ、混ぜて食べるライブ感はSNSの動画でもウケそう…?!

 

どれも軽くて見た目も可愛く、フルーツたっぷりでアレンジしやすい、昔からあるスイーツです。

ご興味のある方、是非ともググってみて下さいね。

それぞれどんなスイーツかって、画像を用意したり説明するのがめんどくさい……わけでは、ない。

うん、だぶん……。

 

以上、考察おわり。

 

 

 

 

歴女のスイーツコンシェルジュが歴史的観点から今流行るスイーツの傾向を真剣に考察してみた③

②の続き……

フランス革命直前の貴族と同じ、飽食状態の現代人に、それでも口にしたい!と人々に思わせるスイーツを選ばなくてはいけない…というところから。

 

①に戻ってもう一度言います。

時代は変われど状況が同じであるなら求めるものもまた同じです。

では当時。

飽食状態の彼らに製菓人が作ったスイーツはなにか?

【西洋菓子世界のあゆみ/吉田菊次郎薯】を読んだことがある方はもう答えをご存知だと思いますが……

 

より軽く口当たり口溶け共によく、そして胃に負担をかけない柔らかいデザートを手掛ける方向へといったのです。

具体的にはムース系統スフレバヴァロワなどでした。

<ヌーヴェル・パティスリー>

では、古典回帰でムースやバヴァロワを売れば流行するのか?

と言えば、そうではありませんでした。

現代との調和の例として「健康」をあげていましたが、上記のような性格と低糖・低カロリー等を兼ね備えたスイーツ類のことをヌーヴェル・パティスリーといいます。

細かな気泡を持つビスキュイ(スポンジ)生地への見直しだったり、

素材面では従来入手や流通が困難だったフルーツの使用なども特徴の一つとしてあげられます。

 

<最近よく見たスイーツを並べてみた>

・タピオカ

・チーズケーキ(スフレ、バスクチーズ)

・プリン

・台湾カステラ

・シフォンケーキ

モンブラン

・フルーツをふんだんに使用したパフェやタルト

・わらび餅

ふわふわのパンケーキフルーツサンドがスイーツなのか食事なのか意見が分かれるところですが……

どれも口当たりがよく口溶けがよく生地も軽く、フルーツも多用したものが多いということに気が付く。

フルーツ大福が定番となったのもうなずけます。

ちなみに「飲むスイーツ」なるジャンルも登場しはじめていますが、あくまで飲み物なので個人的には少々物足りなさを感じるが、それだけ現代人は口当たりのよいものを求めているのかもしれない。

ちなみに、1900年代に流行ったスイーツも、ティラミスタピオカクリームブリュレパンナコッタ……こちらも口溶けのよいものばかり。

これらに基づき、今後はどのようなスイーツが受け入れられるのか?

具体的なスイーツを列挙してみたいと思う。

 

 

 

 

 

 

歴女のスイーツコンシェルジュが歴史的観点から今流行るスイーツの傾向を真剣に考察してみた②

①の続き…

現代に調和する古典への回帰…というところから。

 

<パティスリルヴィジエ(patisseri revisitee)>

現代に調和する古典への回帰に近いところにあるのが「パティスリルヴィジエ」という言葉。

ルヴィジエはフランス語で「再訪した」という意味です

昔からあったお菓子にアレンジを加え、新しいお菓子として生まれ変わらせることをいいます。

 

それがヒットした具体的な例が……

「いちご大福」

 

今やいちご🍓だけでなく様々なフルーツを使用した大福が“フルーツ大福”という新しいジャンルで店頭に並ぶようになりました。

 

また、回帰からは少し遠ざかりますが、昔からあったお菓子にアレンジを加える……というところで、パティスリルヴィジエより聞いたことが多いであろう言葉が

「ハイブリッドスイーツ」ではないでしょうか?

ハイブリッドスーツとは2種類のお菓子を組み合わせて作るスイーツで、例えばクロワッサンとワッフルを合わせた「クロッフル」クロワッサンとたい焼きを合わせた「クロワッサンたい焼き」

最近だとファミリーマート「パンケーキにプリン入れちゃいました」も、ハイブリッドスイーツに分類されるかもしれません。

 

他、近年見るのが現代のSNSを意識して、これまであったお菓子のヴィジュアルにアレンジを加えること。

カヌレトゥンカロンマリトッツォなどが思い浮かびます。

 

では、ハイブリッドスイーツや見た目が可愛いスイーツら全てが、いちご大福のように認知されるようになったり、長期的に流行しているか?

と、問われると決してそうではないことが分かります。

 

それは何故か?

 

①でご紹介したように、現代はフランス革命直前の飽食状態なわけですから、それでも口にしたい!と人々に思わせるスイーツを選ばなくてはいけないからです。

歴女のスイーツコンシェルジュが歴史的観点から今流行るスイーツの傾向を真剣に考察してみた①

はじめに

【西洋菓子世界のあゆみ/吉田菊次郎薯】より簡単に抜粋

<現代はフランス革命直前>

現代にもっとも近い過去に最大の栄華を誇ったのがブルボン家によるルイ王朝。

周辺諸国から食を含めた様々な食文化が婚姻の度毎にフランスに流れ込み、フランス料理・フランス菓子が確立されていきました。

そして……

フランス革命直前はまさに文化の燗熟期。

今日に伝えられる概ねの料理やお菓子がこの時期に出揃ったと言っても過言ではありません。

しかし、当時の高められた食文化を享受できたのは王侯貴族や政府高官を含めた一部の特権階級に限られていました。

彼らは日々豊かな食卓に接するいわば飽食状態。

こうした人になおも食欲を起こさせるべく研究に勤しんだのが料理人であり製菓人でした。

今の世に生きる文明圏の私たちは、こと食に関して貴族階級顔負けの環境にいます。

同じく飽食状態。

美味なものはあり過ぎるほどあり、代価さえ払えば手に入らないものはありません。

つまり……

時代は変われど状況が同じであるなら求めるものもまた同じです。

 

いつの時代も、商いはたやすかざるもの。

商品開発はしなければなりません。

そこで必ず出る言葉が

「もう出尽くした」

(これは料理やスイーツの分野だけではありませんが)

 

しかしながら、そうした折に必ずヒントになるのが過去の記憶です。

古の先輩たちの足跡には多くの知恵と宝が秘められています。

 

<古典への回帰>

古典への回帰は単なる回帰ではなく、現代に調和するものではなくてはいけません。

例えば「健康」

現代人にとって留意すべき大きなテーマの一つとなりました。

カロリー等の問題から原材料に対してより多角的な見直し。

糖度の低い糖類や果糖、はちみつなどへの見直し。

各種添加物への配慮など……

味覚のバランスだけでなく、素材同士のコンビネーションなどの研究を、より前向きに促進させていく必要があります。

 

 

 

 

 

トゥンカロンを見るとちょっといやらしい気分になる件

歴女のスイーツコンシェルジュのつぶやき】

お菓子に欠かせないクリーム。

クリームといっても様々なクリームがありますよね。

中でも特に多く使われているのが「生クリーム」

生クリームはフランス語でクリーム・シャンティー(creme chantilly)と呼びます。

クリーム・シャンティーイが登場するのは17世紀に入ってからのことで、一説によるとフランスのヴァテルという人物が開発したと言われています。

 

シャンティーイとは地名です。

パリにほど近い郊外で、牧畜に適した地。

良質な生クリームを生産するところから生クリームにその名がついたとか。

また、泡立てた生クリームからホイッパーを抜くと、スッとクリームが立ち上がるんだけど、その様が古城シャンティーイのようだとして名付けられたともいわれています。

さて。このシャンティーイ城(※)は、ルネサンス時代の建造物であり、構造は「グラン・シャトー」と「プチ・シャトー」の2つから成っています。

グラン・シャトーについては割愛しますが、プチ・シャトーは1560年頃にアンヌ・ド・モンモランシーの為に建てられたものです。

(※)日本の姫路城と姉妹協定を結んでいます。

 

アンヌ・ド・モンモランシーは1492年シャンティーイで生まれたヴァロワ朝時代の優秀な軍人。

アンリ2世、フランソワ1世、シャルル9世らに仕え、アンリ2世亡き後は未亡人となったカトリーヌ・ド・メディシスの腹心として活躍しました。

 

そんなところから、私の脳内では

クリーム・シャンティーイ=モンモランシーみたいなイメージがつきまとっている。

 

そして、カトリーヌはマカロンをフランスに持ち込んだ人物としてスイーツ業界では有名な話。

カロン=カトリーヌ

生クリームがたっぷりサンドされたトゥンカロンは、上司と部下の夢の再会❤

 

だってさ!有能な軍人は王様や自分より有能な上司を求めるものじゃない?

未亡人となったカトリーヌに仕え続けるなんて、そこにロマンチックがあったかもしれないと、想像してもいいのではないかと思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年Myチョココレクション②【es koyama/ザッハトルテ+ボンボンショコラ】

自分本命チョコ♡

 

なんと!

2年連続「es koyama/ザッハトルテ+ボンボンショコラを注文してしまった(笑)

 

というのも……

 

昨年、マカロン好きの娘のために、お取り寄せするついでに私も注文したんだよね。

食べてみたら、カロンがものすごく美味しくて、今年も同じモノが欲しいということに。

ちなみに、それより少し前。

ちょうど某パティシエさんが、

「コヤマのショコラ凄いよ」って話もしてて、二人で盛り上がったんだけど……

 

(あう(;´・ω・)ショコラの味、ぶっちゃけ忘れたなぁ)

 

ショコラも注文しよう!ってことになった。

 

それで商品をチェックしていたら……

今年のザッハトルテに使用しているチョコが、昨年発表されたばかりの

「ホールフルーツチョコレート※」

\(゜ロ\)(/ロ゜)/なんてこった!!

 

他のブランドで、ホールフルーツチョコレートを使用したショコラをこの時は見つけられず、

ここで食べとかなきゃ!!!

みたいな。

ということで、2年連続ザッハトルテとボンボンショコラのセットを食することになりました。

(注文後、他のホールフルーツチョコレート商品を見つけたので、それはまた今度)

 

とりあえず昨年のザッハトルテとマカロンとショコラの写真↓

 

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あ、そうそう!

コヤマではスイーツだけでなく、コヤマのスイーツに合う

オリジナルブレンドの「紅茶」も販売しています。

\(゜ロ\)(/ロ゜)/

これは是非とも一緒に味わう!!

なので、紅茶も注文♡

 

届くの楽しみ( *´艸`)♪

 

※ホールフルーツチョコレート

2021年6月発売されたホールフルーツチョコレート「EVOCAO(エヴォカオ)」

100%カカオフルーツ原料(通常70%破棄)とし、

砂糖、レシチン、バニラ不使用。

フレッシュでフルーティ、糖分が40%以上少なく、食物繊維が豊富と言われています。

サステナブルチョコレートとして、これからのチョコレートシーンに必須な存在に!?

 

 

 

 

 

 

 

2022年Myチョココレクション①【ゴンチャロフ/シェルテアG】

今年もバレンタインチョコの季節が

キタ――(゚∀゚)――!!

普段、それほどチョコを食べないのですが(好きだけど)

この時期だけはチョコに散財してしまいます(庶民の主婦の範囲で)

 

そんで、毎年楽しみにしている伊勢丹の催事「ショコラモード」

家族総出で行ってたんだけど、今年もコロナで自粛しようかなぁ……と思っていたところから。

 

ショコラモードが始まる前にさっそく衝動買いしてしまったチョコレートがこちら。

 

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ゴンチャロフシェルティアG

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昨年からハマり出した

紅茶のフレーバーのチョコ!

ということなら買わずにはいられない

てゆーか、チョコ×紅茶流行ってます(個人の感想ですw)

\(゜ロ\)(/ロ゜)/

 

各ショコラの内容↓

 

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まだ食べていないんだけど(笑)

でもようやく、家にあった他のスイーツ消費に目途がついてきたので、

これからゆっくりじっくり、チョコレートを楽しんでいきたいと思います。

チョコレートと紅茶もそうなんだけど、

コーヒーと一緒だって好きだし(むしろチョコだとコーヒーの方が好きかもしれない)

あとあと!

日本酒×チョコ♡

このペアリングもすごく好きで、これまでもいろいろやってはいたけれど、ちゃんと「記録」していなかったので今回は真剣に研究してみたいと思います。

……って、やりだすと、もっとチョコにハマっていってしまいそうな気が💦💦💦