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酒女のスイーツコンシェルジュが、新たな「酒×スイーツ」の流れをどう作ろうかを真剣に考察してみた③

だいぶ後になってしまいましたが②の続き…

日本酒は主役じゃなくていい…というところから。

 

②では、各国における、お酒を使用したスイーツをご紹介しましたが、今でこそ、日本にも(新潟にも)日本酒を使用したスイーツがたくさん出てきました。

 

じゃあそれを、日本酒が苦手なスイーツ好きさんが喜んで手に取っているか?

と言われれば、決してそうではないような気がします。

喜んで手に取るのは、私のように日本酒が好きな甘党の方が多いのではないでしょうか?

それは何故か?

美味しくないから…ではありません。

 

そゆ商品の多くのネーミングやパッケージって、大きく

「酒○○」とか「日本酒○○」[「SAKE○○」

「日本酒香るナンチャラ~」

と、書いてあるものが多い。

 

それは、②で書いた通り、スイーツじゃなくて日本酒が主役になろうとしているからで……

日本酒に抵抗ある人は、まず、それを見たら手に取らないわけですよ!

 

分かり易く言うと……

例えば、野菜嫌いの我が子にそれを食べさせようとした時。

親は工夫して野菜をみじん切りにして、ハンバーグやホットケーキに入れたりするじゃない?

食べさせる前に「野菜がたっぷり入ってるよ!」って、ネタバレしないじゃない?

だいたい食べた後に、

「お野菜もこうして食べると美味しいね」

って言うじゃん?

 

それと同じだと思うのです。

 

いや、隠したり、騙したりしろ…と言っているわけではなくて。

 

“素材の旨味を引き出すために日本酒を使用しています”

とか、

“日本酒風味でクリームのコクがグッと増す~”

くらいにして、

商品名も「日本酒○○」とかではなく、お洒落な名前にしちゃえばいいと思うんです。

 

主役をスイーツにしなければ、スイーツ好きさんは寄ってこない!

 

先ほどの例で言うなら、

「野菜は嫌いだけど、ハンバーグにしたら食べれるよ」

に、なるわけです(ハンバーグが主役)

子供じゃなくても大人だって、そゆ食べ物ありますよね?

 

じゃあそうした時。

農家さんは「そのまま食べないヤツに野菜など売らん!」って、言わないと思うのです。

「じゃあハンバーグにして、どんどん野菜を食べてね」って言うと思うのです。

主役じゃなくとも!美味しいと食べてくれれば嬉しいのではないでしょうか?

 

なので……

 

「日本酒は飲めないけれど、日本酒が入っているスイーツは美味しいよね」

「日本酒は飲めないけれど、スイーツにしたら大丈夫だよ」

に、なればいいんじゃないかな?

主役じゃなく、時間はかかるかもしれないけれど、そのうちイメージが良くなって……

「ちょっと日本酒舐めてみようかな?」ってなると思うのです。

 

大人になって、いつの間にかハンバーグからお野菜中心の生活になってた…みたいな(笑)

 

はい。

これまでダラダラと書いてしまいましたが、

まとめると…

 

日本酒は脇役にして、スイーツ主役の日本酒スイーツ商品(マーケティング)をもっと展開していたら良いのではないか?!というところで。

そして、私のように下戸であまりお酒が飲めなかったとしても、それで嫌いにならず、国酒である日本酒を愛でる人が、少しでも増えてくれたらいいなぁと思う次第であります。

 

以上、おわり。